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合成飼料・抗生物質の薬剤を一切使用せず、えさにこだわって元気に育った赤鶏『ちっごコチ鳥』
ちっごコチ鳥は、八女の山間の澄んだ空気と水、緑豊かな環境の元で元気にすくすく育った、リバーランドオリジナルのブランド赤鶏です。長い年月をかけて育て上げた自慢の赤鶏です。もちろんちっごコチ鳥も、合成飼料やホルモン剤、抗生物質、薬剤は一切与えていません。
赤鶏とは
鶏はもともと自然界の外敵に対する保護色として、赤茶、黒、茶、まだらなど、さまざまな色の羽毛を持っていました。それらをルーツに持つ優良肉用鶏「赤鶏」は、鶏本来の血統と姿を保ち、世界の畜産市場において上質で美味しいことで知られています。歯ごたえと深いうまみが自慢の鶏肉です。一般的に食べられるブロイラー(白色の鶏)のお肉とは全く違う食感と味をぜひご堪能ください。
なぜ薬剤を使わない事にこだわるのか?
まず、一般的な養鶏の現状からお話しします。一般的に、養鶏はウインドレス鶏舎で行われます。ウインドレス鶏舎とは、窓(ウインドウ)のない鶏舎で、全て壁で囲まれており、中に小さな電球がポツポツある程度でとても薄暗いです。また、風が入らないため、換気扇で強制的に換気するため、そのゴーという音が不気味に響きます。大体1坪45羽〜60羽、多い場合ではそれ以上という超詰め込み飼育・・・。その暗い鶏舎の中で、鶏たちはいつ日が昇ったか、日が沈んだかも知らないまま、出荷の時を待つのです。ウインドレス鶏舎が増えてしまった理由は、激しい価格競争に生き残るため、生産者が規模拡大によるコストダウンを目指したことにあります。狭い土地と建物で、手間をかけずに詰め込み飼育のできるウインドレス鶏舎が普及したのです。また、暗くすると、鶏は運動量がグッと減るので、餌代もコストダウンできます。世界的には、ウィンドウレス鶏舎はモラル的な面や、動物の活動時間の低下、鶏の健康問題を招くことから、鶏舎には窓をつけ、天気の良い日は外の新鮮な空気、自然光を取り入れることが適切な飼育であるとされています。日本は、反対にウインドレス鶏舎が増え続けているのです。
>詳しくはこちら(現代ビジネス 日本で「ニワトリ」はこんな風に殺されている…知られざる現実にの記事へ)
鶏肉に抗生剤を与えている現状
ところが、この詰め込み飼育は病気の多発を招きます。ストレスもたまるし、病気はうつりやすいし、紫外線がないことも病原菌にとって最適な場所。そこで登場するのが、「抗生物質」。病気が出てからでは遅いので、最初から餌の中に数種類の抗生物質が入れてあります。 しかし、この抗生物質の多用は、「耐性菌」という抗生物質が効かない病原菌の発生を招きます。これは食品を通して微量に抗生物質を取りつづけても発生しうる問題です。さらに、2018年3月31日に新聞各社で「鶏肉の薬剤耐性菌」に関する厚生労働省研究班の調査結果についての報道がありました。「国産や輸入の鶏肉の半数から抗生物質(抗菌薬)が効かない薬剤耐性菌が検出されたことが厚生労働省研究班の調査でわかり、健康な人なら食べても影響はないが、免疫力が落ちた方や高齢者の体内に入って感染すると、抗菌薬による治療が難しくなる恐れがある」という内容でした。
>詳しくはこちら(日本経済新聞WEBサイトへ)
抗菌薬は人の病気の治療のほか、畜産・水産業や農業でも使用され、特に製造・流通量が多いのは家畜用です。病気の治療以外にも、成長促進目的で飼料に混ぜて家畜に与えられています。家畜に使われる抗菌薬の中には、人の薬と同じか、よく似た薬もあり、そうした薬を使い続けて家畜の体内に耐性菌ができると、排泄物の環境への放出や食品などを通じて人にも広がり、人を治療する際に抗菌薬が効きにくくなるなど、悪影響が出る可能性があることがわかってきています。
ちっごコチ鳥は一切の薬剤を使わず、独自の発酵飼料で育てています。
リバーランドさんはこの養鶏業の現状を知り、「食べる人の身体に優しい食品をつくりたい!」「健康な鶏には安心できるエサを与えたい!」「自分達が自信を持って出せる美味しい鶏を育てよう」と、合成飼料やホルモン剤を与えず、鴨や鶏を育てる決意をされました。オリジナル発酵飼料は、米ぬかベースで、さらに、ぶどう、柿、ジャンボニンニク、キャベツ、トマトなどの果物や無農薬野菜で、毎日手作りされります。
ちっごコチ鳥は平飼いのゆったりとしたハウスの中で、日光の光を浴び、走り回って遊んでいます。なので、出荷までかかる日数は通常約40〜50日のところ、倍の90日前後かけ出荷しています。この日数で大きくなるのも、独自のオリジナル発酵飼料の中に米や果物を与えているからです。手間暇は通常の何十倍もかかりますが、日常の食卓に少しでも安心で、安全な、そして美味しいものをという想いを込めて大切に育てられた、それがちっごコチ鳥なのです。その肉質は歯ごたえがあり、深い肉のうまみが楽しめます。
手羽先の栄養
摂取できる栄養素は、
たんぱく質・ビタミンB群、ビタミンA(レチノール)、鉄・カリウムといったミネラルなどです。筋肉を作ったり、体の機能を正常化させたり、目や皮膚を健やかに保ったりと、栄養価値の高い食材!さらに手羽先は
コラーゲンの宝庫といわれています。血管を丈夫にし、皮膚の潤いを保つコラーゲンやエラスチンなどの成分を含んでいます。美容と健康に嬉しい部位です。
手羽先レシピ
手羽先は、もともと骨が多くお肉は少ない部位ですが、そのため旨味も強いと言えます。骨が多い部位なので、煮込むことでお肉がホロホロと柔らかくなる煮物や、手軽にガブッとかぶりつける唐揚げなどがおすすめです。もともと脂肪は多く、味も濃厚なので、調理法も味付けも、それなりにインパクトがある方がバランスがとりやすいですよ♪
◎手羽先の照り煮
失敗の少ない照り煮をご紹介します。
材料
鶏手羽先 5本
にんにく 2分の1かけ
生姜 にんにく1かけと同程度の大きさ 1
赤唐辛子 小1本
・合わせ調味料
水 100cc
砂糖 大さじ2
酒 50cc
酢 50cc
醤油 50cc
作り方
・鍋に手羽先とにんにく・生姜・赤唐辛子を入れ、合わせ調味料も注いで火をつけて、煮立つまで強火を保つ
・煮立ったら中火に調節してフタをする
・手羽先を時々返しながら、20分〜30分、煮汁がほとんどなくなるまで煮絡めて完成
*余裕があればゆで卵を作っておき、殻をむいて最初に一緒に投入しておくと、美味しい煮卵も同時に作れます