●ご注文前にご確認ください。
無農薬栽培で、ジベレリン処理をしていないため、実の大きさが不ぞろいの場合があります。
完熟の為、脱粒しやすくなっております。
ですが、新鮮です。あらかじめご了承ください。※脱粒での返品は承っておりません。
食べごろを見極めての発送となるため指定日配送が承れない場合があります。
指定日発送希望の方は、1週間ほど前にお知らせください。
※冷蔵品になりますので、他商品と同梱できません。
冷凍品や常温品を別途ご希望の場合は
また別注文でお願いいたします。
現在、たくさんのご注文を頂いており、発送に5日前後頂戴しております。
大変恐れ入りますが、発送までお待ちいただけますと幸いです。
◉現在、期間限定で訳あり商品となっております。
8月中旬まで、
天候の影響により実がダメージを受け、あわせ房のみの発送となっております。
お客様には大変ご迷惑をお掛け致しますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
【基本的な送り方について】
1〜2房:段ボールにパックにはいったぶどうを入れてお送りいたします。
3房以上:4房入りの箱に入れてお送りいたします。※商品写真に掲載しております。
5房以上の場合は、2箱を一つにまとめてお送りいたします。
もし、2房ずつまとめて送って欲しいなどご要望ありましたら一旦備考欄にご記入ください。
無農薬栽培の巨峰【キセキのぶどう】
福岡県八女市。温暖な気候と豊かな土壌に恵まれ、ぶどう作りに最適なので、昔から巨峰で有名な産地です。 ここで収穫された巨峰は、黒くて大きく、果肉もギッシリ。甘さの中にコクがあり、 とても上質な巨峰と言われます。その八女市で、無農薬巨峰を栽培しているのは平島農園さん。無農薬栽培【キセキのぶどう】は、安全に召し上がって頂ける美味しい巨峰です。
美味しいぶどうはこだわりの土づくりから
平島さんのぶどう栽培は、とにかく土づくりにこだわっています。本来ぶどうは、雨や害虫に弱い果実で、無農薬で栽培するのはとても難しいと言われています。その無農薬を成功させるため、平島農園さんが一番こだわっているのが土づくりで、目指しているのはフカフカの土。フカフカの土は、土の生き物、例えばミミズやヤスデなど大型の土壌生物や、バクテリアや菌など目に見えない微生物によってつくられます。その土づくりに欠かせないのが、オリジナル発酵肥料。米ぬかやもみ殻などの自然資材のみを調合し、発酵させます。発酵がすすむと、肥料の温度はおよそ70〜80度まで上がります。一度かき混ぜると、湯気が出るほど高温になります。その後、徐々に温度が下り、完成。この作業を何度も繰り返します。
そのこだわり抜いた平島農園さんの土は、とにかくフカフカでとても柔らかいんです。土の生き物や微生物、菌の力で土がふかふかになっています。土が生きているので、木も強くなり、果実が甘くおいしく育ちます。強い樹は、虫も病気も寄せ付けません。
無農薬ぶどうができるまで
土作りと並行し、ハウス内の枝の剪定や棚直し、枝の誘因作業から始まります。
枝に葉が出てくると、摘心(てきしん)作業を行っていきます。果実に栄養がいくように、先端の芽を取っていく作業です。1枝1枝、目で見て確認。その数、数万本以上です。
そうして、2月下旬頃には青々した葉っぱの間からぶどうのつぼみが顔をのぞかせます。
花が咲いたら房の整形作業に。ぶどうの花はとっても小さくてかわいいんですよ
次は、整形(セット)作業。何にもしないと上から下までギュウギュウに実ってしまうぶどうの実を、ここまで切って整えていきます。
セットが終われば、次は花かすをきれいに取っていきます。
写真の房に、茶色い物が付いているのが分かりますか?花が散った後に自然と残る物(花かす)です。「花かす」を付けたままの状態にしておくと、病気が発生しやすくなるので取り除く作業が必要となります。房はまだ成長途中。小さい手のひらサイズなので、慎重に、ていねいに花かすを取っていきます。
整えたぶどうの実が大きくなりはじめたら、摘粒(てきりゅう)作業です。セットしたぶどうの粒を、今度は30粒程度に整えていきます。1粒1粒が大きなぶどうに育つように、粒の成長イメージをしながらの作業。平島さんは「1番難しい作業ですね〜。形も想像しながら、でも種が入っていない実は落とさないといけないので、バランスとるのが難しいです。」と話されます。
後は袋がけして、色づくのを待ちます。この間がドキドキです。ちゃんと黒紫色に色づいているか度々チェックします。
ハウスの中で、巨峰のいい香りがふわ〜っと漂い、粒が大きく、紫と黒を合わせたような色になれば、ついに完成です!
平島さんは、毎日ぶどうの様子を観察し、病気してないかな?元気かな?葉っぱの勢いや粒の様子を見るのが日課です。1つの病気はハウス全体のぶどうに影響します。無農薬だからこそ、病気や害虫には人一倍気を使っているそうです。無農薬栽培は、本当に大変ですが、平島さんは、その分、ぶどうの出来上がりを想像するのがとても楽しみで、とにかくやりがいがあると話されます。ぶどうは、病気や虫などの被害に弱く、国内で無農薬栽培はとても難しいとされています。福岡県で認証されているぶどうの農薬散布回数は21回。回数の多さからも無農薬栽培の難しさが分かります。
その手間暇の中から栽培されたぶどうは、とにかく極上。まず、食べてすぐ皮のしぶみがない事に驚きます。そして、皮離れもプリっと軽やか。なんといっても糖度19度以上の甘さと、とってもジューシーな果肉。穏やかな酸味の中に、巨峰本来の味と芳醇な香りが一気に口の中に広がります。1粒食べるとやめられない美味しさです。そして、農薬、化学肥料、除草剤、殺虫剤を一切使わず、自然の力で育った、安全に召し上がって頂ける巨峰。種ありは、無農薬栽培の証拠です。ぜひご堪能ください。